【国士舘大学】箱根駅伝区間予想

 

戦力分析&エントリー状況

 予選会10位でギリギリ本選出場を勝ちとった国士舘大学。これまでチーム戦力を留学生に頼っているところが大きかったが、エースに成長した綱島をはじめ日本人選手も着実に実力を伸ばしている。山候補もしっかりおり、シード争いに参戦する可能性も。

 

【4年生】清水悠雅、綱島辰弥、福井大夢、望月武

【3年生】山本雷我、山本龍伸

【2年生】鈴木伸弥、中島弘太、生田目惇、西田大智、ピーター・カマウ、松井遼太、渡辺大

【1年生】勝部愛大、川勝悠雅、瀬川翔誠

 

 

小川博之監督



区間予想

1区(21.3km):綱島辰弥(4)

 前回箱根は復路のエース区間である9区で7位の好走。日本人エースに成長した今年は1区に出走が濃厚。

 

2区(23.1km):ピーター・カマウ(2)

 国士舘を支えるエース。11月の世田谷ハーフで優勝するなど調子をグイグイ上げており、順当に2区にエントリーされるか。

 

3区(21.4km):山本龍伸(3)

 箱根駅伝「名前がかっこういいエントリー選手ランキング」があったら上位ランクイン確実の3年生。昨年は8区出走。主軸に成長した今年は往路3区に出てくる気が。

 

4区(20.9km):清水悠雅(4)

 予選会全体93位と好走した4年生。今年ハーフで64分台と成長し、本人も4区希望とのことなので順当に。

 

5区(20.8km):山本雷我(3)

 前回5区14位とそこそこの走り。経験者がいるのはやはり大きい。ちなみに名前だけ見たら3区予想の山本龍伸とどう考えても双子だが、血縁関係はない。

 

6区(20.8km):福井大夢(4)

 前回6区を走り59分台の記録を残している。経験が生きる区間で、直近のレースにもしっかり出れていることから怪我の心配もなさそう。間違いないでしょう。

 

7区(21.3km):渡辺大喜(2)

 予選会で65分台。今季10,000mで自己記録を更新している成長株。とはいえ主要区間はまだ厳しいものがあると思うので、復路で比較的走りやすい7区を。

 

8区(21.4km):川勝悠雅(1)

 1年生ながらハーフ64分台の記録をもつ期待のルーキー。復路区間のどこかで出走が予想され、他の選手との兼ね合いで走るなら8区かなぁ。

 

9区(23.1km):西田大智(2)

 こちらもハーフ64分台の記録を持つ2年生。復路メンバーの中ではロード適正が高いように見受けられ、復路のエース区間の9区を予想。

 

10区(23.0km):望月武(4)

 10区出走経験がある4年生。復路は下級生が多く、最後は上級生に締めて欲しいという思いから彼のアンカーをもう一度見たい。

 

個人的キーマン

網島辰弥(4)

 駅伝の流れを決める大事な1区。彼がここで上位でつなげれば、2区カマウの調子次第で上位が期待され、5区経験者の山本雷我でシード権内に残れるかも。

 

区間予想10人以外の注目選手

島弘太(2)

 今季トラックで自己ベストを連発している若手選手。ハーフの距離が未知数だが、調子次第では7区あたりを走る可能性も。

 

鈴木伸弥(3)

 今季ハーフで64分台を記録し、箱根予選会にも出走した。復路区間のどこかでエントリーされるかも。

 

瀬川翔誠(1)

 箱根予選会に出場。11月の日体大記録会で自己記録を更新し、上り調子の1年生。今年はサブに回る可能性が高いが、他の選手の調子次第では出番があるかも。