【城西大学】箱根駅伝区間予想

 

戦力分析&エントリー状況

 予選会3位で本戦出場を決めた城西大学。大学初の留学生ランナーのキムタイや、激坂王で優勝した斉藤など1年生の突き上げがある一方で、3年生を中心に上級生も充実を見せ始めている。

 

【4年生】木村吉希、小島拓、藤井正斗

【3年生】中田侑希、野村颯斗、山中秀真、山本樹、山本唯翔

【2年生】久保出雄太、林晃耀、平林樹

【1年生】ヴィクター・キムタイ、大沼良太郎、斎藤将也、桜井優我、鈴木健

 

 

櫛部静二監督




区間予想

1区(21.3km):ヴィクター・キムタイ(1)

 斎藤とキムタイ、どちらを2区にしようか迷ったが、激坂王で圧倒的な登りの強さを見せた斎藤を2区に予想し、城西初の留学生ランナーキムタイを1区に。先手必勝で行けるだろうか。

 

2区(23.1km):斎藤将也(1)

 上の理由で斎藤を。1年生が続くが、実力的には上級生なので問題ないだろう。本人も2区を希望している。5区の山本が2区に来て、斎藤が5区のパターンもあり得る。

 

3区(21.4km):野村颯斗(3)

 予選会59位と上位で走った主力候補。突っ込んだ走りが出来るので、そういった走りが要求される往路3区を。

 

4区(20.9km):平林樹(2)

 予選会は79位、今年春の学生ハーフで63分台の記録を出している将来のエース候補。粘り強い走りが特徴で、その強みが活かせる4区に。

 

5区(20.8km):山本唯翔(3)

 城西大のエース。ルーキーイヤーに5区6位で走っており、今年は区間賞候補。斎藤が5区で山本が2区のパターンもあり得るが、選手の希望を考慮するならこの区間配置。

 

6区(20.8km):大沼良太郎(1)

 今季5,000で自己記録更新。下り区間に適性を見せるルーキー。大方の予想通り出走あるか。

 

7区(21.3km):山中秀真(3)

 10,000mで28分台の記録を持つ復路のキーマン。予選会は64分台の成績で長い距離にも対応してきた。

 

8区(21.4km):鈴木健真(1)

 11月の上尾ハーフで64分台を出し復路の主力に名乗りを上げたルーキー。本来7区が走りやすいかと思うが、山中との兼ね合いで8区に。

 

9区(23.1km):小島拓(4)

 今年の関東インカレハーフで自己記録の64分台、箱根予選会も引き続き64分台で走り、長い距離を淡々と走るのが得意な模様。是非復路のエース区間を。

 

10区(23.0km):山本樹(3)

 上尾ハーフで64分台と調子を上げている3年生。正直候補が多く分からない部分はあるが、直近の状態を見るなら。

 

個人的キーマン

斎藤翔也(1)

 仮想5区の激坂王で優勝、先日の日体大記録会で10,000m28分37秒とおよそ新人とは思えない快進撃を続ける選手。希望の2区でどこまで丈夫できるか。

 

区間予想10人以外の注目選手

中田侑希(3)

 予選会は200位台ながら、ここにきてトラックで自己記録を更新してきた。調子がよければ7区あたりで出番があるか。

 

藤井正斗(4)

 城西大学の主将。予選会は184位ながら、中田と同様先月トラックで自己記録を更新。アンカーを担うか⁉︎

 

林晃耀(2)

 上尾ハーフで63分台の記録を叩き出し、一気に出走候補に上がってきた2年生。出番があるなら復路か。